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監修:札幌医科大学医学部泌尿器科学講座 教授 舛森 直哉 先生

再発

診断 手術療法 再発 薬物療法

転移・再発

転移とは、がん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って別の臓器に移動し、成長したものです。手術でがんをすべて摘出したようにみえても、すでにがん細胞が別の臓器に移動している可能性があります。

腎細胞がんは進行すると、腹部のリンパ節や肺、肝臓に転移します。さらに進行すると、脳や骨にも転移します。とくに転移しやすいのは、肺や骨です。

再発とは、治療により目に見えるがんがなくなった後、再びがんが出てくることです。腎細胞がんは多発することがあり、1つのがんが見つかった場合、画像検査でも見つからないような小さながんが潜んでいることあります。また、反対側の腎臓にがんができることや、腎部分切除術で残った部分にがんができることもあります。

主に転移・再発したがんに対しては、サイトカインや分子標的薬免疫チェックポイント阻害薬などの薬物療法が行なわれます。また、骨や脳の転移に対しては、症状を軽減するために放射線療法を行うことがあります。手術で摘出すれば予後の改善が期待できることもありますが、患者さんの状態などを考慮した上で慎重に適応します。

なお、手術でがんをとりきれた場合でも5~10年経ってから転移が見つかることもあるので、術後10年以上の経過観察が必要になります。

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